1. Naughty Naughty
2. Under the Gun
3. Saturday Nite
4. Don't Walk Away
5. Bang Bang
6. Rock America
7. Boys will be Boys
8. One Step from Paradise
9. Feels Like Love
10. Turn it on
11. Live it up
80年代末つまりメタルブームの真っ只中の時代、メタル界には前途有望な新人バンドが数多く現れました。その中の一つがこのデンジャー・デンジャー。大きな成功を得ることはできませんでしたが、このアルバムは正に名盤です。当時BURRN!誌でも大きく取り上げられ「脅威の新人登場」みたいに相当プッシュされていたのを覚えています。

サウンド的にはボンジョヴィ+ジャーニーという感じで、悪く言えばボンジョヴィのフォロワーです。当時BURRN!誌でも「ボンジョヴィをパクッてる。ズルいよね」と酒○氏がかなり皮肉を言っていたのを覚えています。「ボンジョヴィが試行錯誤しながらやっと作り出した音楽を最初から真似してる」みたいな感じのことを言ってました。

実際のチャートでは70位台までしか上がらず売り上げも辛うじてゴールドになった程度で、期待されてたほどは売れませんでした。しかし楽曲的には何故これが大ヒットしなかったんだろうと首を傾げたくなるほど、本当に粒揃いの良曲がズラッと揃った素晴らしい名盤です(まー最後の1曲だけは蛇足だと思うけど)。

ボンジョヴィが「Slippery When Wet」で大成功を収め次作ではよりハードな要素を強めたサウンドになりましたが、本作は「Slippery~」の路線を更に押し進めたような感じのサウンド、つまりボンジョヴィのサウンドから一般リスナーの好まないようなヘヴィさを逆に取り除き、更にメロディアスで爽やかな要素を強めた、という感じでしょうか。正に産業ハードロック・メロディックハードロックのお手本とも言うべき作品です。

80年代メタル、産業ロック、メロディアスハードなどが好きな人なら迷わず買いの一枚。下手すりゃボンジョヴィよりも良いかも…。クオリティ的には1000万枚売れても全然不思議じゃないほどの素晴らしさです。

しかし何故これが売れなかったんだろう??