1. Follow You Home
2. Fight for All the Wrong Reasons
3. Photograph
4. Animals
5. Savin' Me
6. Far Away
7. Next Contestant
8. Side of a Bullet
9. If Everyone Cared
10. Someone that You're with
11. Rockstar
グランジやブリットポップのブームが過ぎ2000年になった頃からは再びアメリカンロック的なサウンドを持ったバンドが台頭するようになりましたが、ニッケルバックもその一つです。カナダ出身のこのバンドは1stからバカ売れして2ndもヒット、そしてこの3rdも爆発的に売れています。

クリードなどはまだグランジの影響を引きずっていて重ったるいサウンドでしたが、ニッケルバックはもっと突き抜けた骨太な王道アメリカンロック的サウンドで80年的な香りがします。結構ギターなんかはハードで、もし80年代だったらハードロックの範疇に入れられていたでしょう。最近はこういう「ハードロックのいいところを吸収したアメリカンロックのバンド」が増えてきたような気がします。

アメリカでの人気は凄いものらしく、ビルボードのアルバムチャートで1位になり2006年に最も売れたロック・アルバムになりました。シングルも出せば必ずヒットするという状況で現在までに4曲がヒットしています。80年代メタルの生き残り組としてボン・ジョヴィがまだ人気があることを考えてもアメリカ人はこういう王道ロックが好きでしょうから、売れるのも納得です。適度にハードで、メロディアス且つキャッチーで、そしてバラードが良い。昔のメタルバンドと同じく「売れる要素」が上手く詰まったアルバムだと思います。

ちなみにニッケルバックはバラードが得意なバンドで、ヒットした曲は大体バラード系です。割と「泣き」と「哀愁」を感じさせるメロディで、口の悪い人には産業ロック呼ばわりされることもありますが、逆に言えば80年代っぽい聴き易いサウンドです。

最近はHINDERの曲もヒットしたりしてこういうアメリカンロックのバンドがまた元気になっているような印象を受けますが、グランジ~ニューメタルを経過して生まれたこういう新しい形のアメリカンロックがもっと盛んになってほしいと個人的には思います。80年代メタルが好きな人やメロディアスハードが好きな人にもお奨めです。