Paradox Entertainment (2000)

[Rating] ☆☆☆★★
良い点1 : ゲーム感覚で楽しめる
良い点2 : ―――
悪い点1 : ちょっと難易度が高い
悪い点2 : ―――

男なら誰しも、子供の頃に飛行機や戦闘機のプラモデルを作ったことがあるハズ。そしてそれを手に持って「ブ~ン」とやってみたことがあるはず。想像してみて下さい、そんなプラモデルをもし実際に飛ばせることができたら?
この「Airfix Dogfighter」は正にそんなゲームです。海外のプラモデルメーカーといえばイタレリなどが有名ですが、Airfix社というのも有名なのだそうです。そのAirfix社の監修の元に製作されたゲームだそうで、販売元のアクアシステムのHPには「この商品は世界的な模型メーカーであるエアフィックス社の監修を受けて制作されており、英国EON社とのライセンス契約に基づき日本国内向けにパッケージング・販売を行っております。」…とあります。

そんなわけで、家人が出かけて無人になった家の中をプラモデル達が所狭しと飛び回り、熱い戦いを繰り広げるというのがこのゲームです。プレイヤーは飛行機のプラモデルを操縦し、アイテムを回収したり、花瓶や皿を撃ち壊したり、敵の戦車を破壊したりと、様々なミッションに挑戦します。
ゲームとしては飛行機(のプラモデル)を後方から見た視点でそれを操縦し、各ステージごとのミッションをクリアしていくというものです。ミッションは全部で20個あり、連合国側に10個、枢軸国側に10個あります。内容はアイテムを回収したり敵基地を破壊したりするものがほとんどです。舞台は家の中や庭で、敵の飛行機も戦車も全部プラモデルです。基地というのも部屋の中にできたオモチャ製のもの。邪魔をする障害物も、窓だったりドアだったり椅子だったり本を積み重ねたものだったり…。家の中を所狭しと飛び回って、敵の飛行機のプラモデルを撃ち落したり、戦車のプラモデルを攻撃したり、オモチャの基地を攻撃したりするゲームです。

「どこかで見たことのあるゲームだなぁ…」と思った人もいるでしょう。そう「プチコプター」です。あれはラジコンヘリを無人の家の中で飛ばすというものでしたが、このゲームはそれが飛行機になったような感じです。販売元は同じアクアシステムですから参考にしたのかもしれません。

子供部屋からミッションはスタートしますが、所々にアイテムが浮かんでいます。また自機は弾を撃つことができそれで花瓶や皿などを壊すことができます。壊してもアイテムが出てくるので、それを取るとロケット砲や爆弾やミサイルなどを使えるようになります。それを用いて敵の戦車や戦闘機や基地を破壊していき、ミッションを達成するというのが基本的な流れです。スイッチを撃つと電気のオンオフができたり、水道の開閉ができたりもします。面白いのは、前のミッションで壊した物があると、次のミッションでは家人がちゃんとそれを直しているところです。
ミッションが進んでいくと使う飛行機が変わっていきますが、積載量や運動性にそれほど大きな変化は無いようです。シミュレータではないので当然フライトモデルなどは無いに等しいです。あくまでも「プラモデルを部屋で飛ばす」というコンセプトなので、航空力学を無視した動きもしますし物にぶつかっても基本的には壊れません。「飛行機が主役のシューティングゲーム」という感じでしょうか。

誰もやってないと思いますが一応マルチプレイ機能も付いていて、機体を好きな色にペイントしたり家の中を自由にエディットできる機能も付いています。このゲームの海外での知名度は全然わかりませんが、こういうマイナーなゲームや過去のフライトシムなんかに今でも真剣に取り組んでいて、詳細な解説やアドオンを掲載したりマルチプレイの有志を募ったりしてる(ある意味フリークスな)サイトは色々あるので、本作に関しても探せば見つかるかも…?

フライトコントローラーでプレイできるのでフライトシマーの息抜きにはいいかもしれませんが、一つ問題があって、結構難易度が高いということです。攻略サイトを見ても全クリアはかなり難しいでしょう。
【総評】 シムと考えず一般ゲームと考えればなかなか面白いゲーム。
[Airfix Dogfighterの攻略サイト]

Airfix DogFighter 攻略!!