
空を埋め尽くすほどの敵機
このゲームの長所は何かというと、とにかく「大空中戦の臨場感が味わえる」ことです。空を埋め尽くさんばかりにわらわらと飛んでいる敵機の大群に向かっていけるのはこのゲームを置いて他にありません。ヨーロピアン・エア・ウォーもそういう点で評価の高いゲームでしたが、このゲームには敵いません。この点においてはNo.1と言えます。
ミグアレイと同じく無線もなかなかリアルです。サウンドも第二次大戦ものの映画のような飛行機のエンジン音で、大空中戦の臨場感と無線・サウンドのリアルさが相まって、戦場の空を飛んでいるという再現度はとても高いものがあります。
フライトモデルはミグアレイのレシプロ版といった感じで、かなりリアルです。急激にスティックを引くと失速しスピンに入ります。またイギリス機で機首を下げるとエンジンが止まりそうになります。変わったところでは、キャノピーの開閉ができ首を出して横から前を見ることもできます。ふわふわとしたフライトモデルで飛んでいる感じのするものです。
ダメージモデルもなかなかで、

キャンペーン画面
ちなみにミグアレイと同じく、編隊飛行中に機体を動かすと僚機も一糸乱れずに同じ動きをします。ちょっと気持ち悪い。また普通のフライトシムは「操縦席がディスプレイと常に平行を保っている」ものだと思いますが、このゲームでは敵機を追っていると何故か操縦席がグルグル回ってしまうことがあります。
そしてこのゲームの最大の特徴は、ミグアレイと同じく「自分で作戦を立てキャンペーンを遂行していく」ということです。プレイヤーはRAFかルフトバッフェのどちらかの司令官となり、刻々と変わる戦況を見ながら随時作戦を立てなければなりません。キャンペーン中はずっと作戦を立てているだけでもいいのですが、自軍と敵軍が遭遇するとそこで機体に乗り込んで自分で敵機と戦うことができます。僕はキャンペーンを終了させてはいませんが、非常に細かく作戦を設定できるので、ある意味「フライトシム兼ウォーゲーム」と言えるかもしれません。ミグアレイよりも力の入ったキャンペーンモードです。
しかし…。このゲームは欠点も多いです。
まず、バグが多い。僕は日本語版を買ったのですが、コントローラーの軸の割り当てが狂っておりパッチを当てないと操縦することができません。しかもパッチを当てるとCDレスで起動しなくなってしまいます。その上キャンペーンモードを終了させようとすると固まってしまいます。こればっかりは対処できないのでお手上げです。そこで僕のとった手段が「英語版にしてしまう」というものでした。やり方は、デモ版のバトル・オブ・ブリテンのEnglishというフォルダの中身を日本語版のJapaneseというフォルダの中身へ入れ替える、というものです。こうすると完全英語版になり、サードパーティーの出しているパッチを当てることができます。そうすればとりあえず上記のバグは解消されます。何のために日本語版買ったんだか…。
あとあまりにも有名な話ですが、このゲームは離陸がとてつもなく難しいです。どれくらい難しいかというと、一年間やってもまだ離陸できない人がいる、というくらいの難しさです。僕はコツをつかんだので大丈夫ですが、わからない人は一生離陸できないでしょう。けれどサードパーティーのパッチを当てれば多少易しくなります。
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