Activision (1997)

[Rating] ☆☆☆☆☆+
良い点1 : RTSとFPSが融合したスタイル
良い点2 : 硬派なストーリー展開
悪い点1 : 知名度が低い
悪い点2 : 箱がダサい

これは僕が初めて買ったPCゲームです。以前電気屋の店頭で投売りされているのを見てなんとなく買ってみたものです。
実際にやってみるとあまりに面白すぎて驚きました。面白すぎです。「PCゲームってのはこんなに面白いのかー」ってな感じで、衝撃を受けました。発売元はアクティヴィジョン、Windows95時代のゲームです。僕が買ったのは完全日本語版で、表示や音声が全て日本語になっています。古いゲームにもかかわらずDirect3Dに対応しているので、現在のPCでも綺麗な画像で動きます。僕のWindowsXPのPCでも動作しました。

ゲームの内容はRTSとFPSを融合させたような感じで、一人称視点のインターフェイスでRTSのようなことをする、という感じです。こういうタイプのゲームは今でもあまり無いように感じます。非常に斬新なスタイルのゲームシステムです。

ストーリーは1960年代にアメリカとソ連の間で宇宙戦争があったという設定で、「バイオメタル」という物質を巡り両国が太陽系の星々で戦いを繰り広げる、という設定です。プレイヤーはアメリカ軍かソ連軍の士官となり、それぞれのシナリオを進めていきます。けれどアメリカ軍シナリオがメインであり、ソ連軍シナリオは外伝的な内容です。硬派なストーリー展開でオタクっぽさの欠片もありませんが、しかしそれが逆にSF好きの血を燃えさせてくれます。

基本的な流れとして、場所の確保→資源の回収→ユニットの生産→敵を攻撃→資源の回収となっていますが、これをFPSの画面と操作方法で行います。次々に入ってくる命令を受けて臨機応変に対応していかねばなりません。2D画面のRTSと違い、気分は本当に司令官になったかのようです。プレイヤーはいろいろなユニットに乗り込み、いろいろな兵器で敵を攻撃しながら、味方のユニットに指示を出して、敵を攻撃させたり、味方の施設を防衛させたりします。ユニットの生産、弾薬の補給、資源の回収、攻撃、防衛と、やるべきことはたくさんあります。やることがいろいろあるので、操作はやや複雑ですが、よくできたインターフェイスのため一度覚えればゲームの世界に没頭することができます。

敵のAIもそれなりに手強いし、メカデザインも「いかにもアメリカ的」ですがなかなかです。ちなみにアメリカのユニットとソ連のユニットを比べると、明らかにソ連のほうが悪そうなデザインです。吹き替えの声も悪役声でした。

それまでコンシューマ機のゲームくらいしかやったことの無かった僕にとって、このゲームはかなり衝撃でした。全く別次元のゲームのように感じました。やっぱり海外は凄いなあ…と思って箱を見ると「世界から驚きの声が続出!」と書いてあります。当時このゲームがどれくらいの評価を受けたのか知りませんが、やっぱり皆凄いと思ったのではないでしょうか。それに比べて日本のゲームは…。
【総評】 今でも色褪せない(隠れた?)名作。もしこのゲームを見つける機会があったら是非やってみるべき。とにかく面白すぎ。
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