Blizzard (2000)

[Rating] ☆☆☆★★
良い点1 : アイテム集めに熱中できる
良い点2 : 何回でも遊べる
悪い点1 : シングルプレイはあまり面白くない
悪い点2 : ―――

かつてPCゲーム界にオンラインRPGブームを巻き起こしたことで有名な、ブリザード社のディアブロ。その続編がディアブロ2です。僕は昔「リネージュ」とか「ウルティマオンライン」などのMMOを短期間やったことがありましたが、その流れでディアブロ2もやってみました。発売したのは2000年ですがいまだにアップデートが行われているそうで、今でも大勢の人がプレイしているという名作中の名作です。
僕はMMOはあまり面白いとは思わず、むしろオフラインRPGで作りのしっかりしたものの方が好きです。ディアブロに関してはあまり前提知識が無い状態でプレイし、基本的にシングルプレイしかやりませんでした。そのため、その魅力については正直よくわかりませんでした。オンラインでは8人まで同時に同一のサーバーに入ることが可能です。

ストーリーは「バール・メフィスト・ディアブロ」という悪の三大魔王を倒す、というのが目的です。そのために敵と戦いながら先へ進んでいきますが、プレイするごとにマップが新規に作成されるシステムをとっています。クエストを途中で受けながら進んでいきますが、クエストを受けるとボスが出現したりするようになっています。バルダーズゲートのようにフリーシナリオではないので自由度はありません。僕はシングルプレイしかやってないので、ただひたすら出現する敵を殺して殺して進んでいく、そしてアイテムを集めていく、という感じでした。マウスだけで操作できるので操作は簡単です。ダンジョンシージと同じような操作方法で敵をクリックするだけで攻撃できます。

二昔前のゲームなのでグラフィックは今のゲームには及ぶべくもありません。解像度が800x600までしか選べないので余計に画面の粗さが目立ちます。ちなみにこのゲームはVoodoo時代のものなので、Voodooを使ったほうが美麗なグラフィックでプレイできるそうです。このゲームのためだけにVoodooを持っている人も多いとか…。

キャラクターは5つ(拡張版では7つ)の職業から好きなのを選びます。キャラクターは成長するにつれて好きなスキルを割り振ることができるので、人によって全く違ったキャラクターを作り上げることができます。NPCはいますが、シングルプレイ時にそれらとパーティーを組むことはありません。僕はここが非常に物足りなかった。傭兵を雇うことはできますが基本的に一人旅です。マルチプレイを主眼に置いたゲームなので、パーティーを組むなら他のプレイヤーと、ということでしょう。

そしてこのゲーム最大の魅力であろうアイテム集めですが、途中で「ホラドリムのキューブ」という物を入手します。これを使いアイテムを合成します。どのアイテムとどのアイテムを合成するとどんなアイテムができるのかわからないので、様々な組み合わせを試すことになります。また敵が戦いの後に落とすアイテムも、どんなレアアイテムを落とすかわかりません。これらによって、とてつもない膨大な数のアイテムが存在することになります。

僕はパラディンでプレイしましたが、最後のボスまではわりと普通に進みました。しかし最後のボスがあまりにも強かったためそこで止めてしまいました。どうやらパーティーを組まないと倒すのは困難のようです。ちなみにゲームモードは「Nomal、Nightmare、Hell」の3つに分かれていて、Hellだと一回死んだだけで終了だそうです。僕はそこまでのめり込まなかったのでNomalを途中で止めてしまいました。しかしインターネットでディアブロ2を扱ったサイトを見るとHellを何回もやっている人がいたりするので、面白いと思う人は何回もやってしまうのでしょう。
通常版とはいえ5つの職業があるんだし、最大のウリであるオンラインプレイもろくにやらないまま終わってしまったのは実にもったいなかったと思います。しかし僕はどうしてもこのゲームに魅力を感じられなかった。正直言って、どうしてこのゲームがそんなに人気がある名作なのか「?」でした。
このゲームは典型的な「やり込み型」で、ゲームをクリアするまでの過程を楽しむというよりもキャラクターをどう成長させるか、それとアイテム集めを主眼に置いたゲームだと思います。よってそういうのが好きな人ならずっと遊んでいられるゲームかもしれません。以前某掲示板で「DiabloⅡの魅力がわからない」と書いたら、「アイテム集めとかキャラメイクとかに興味が無い人なら、それほど面白くないかもね」と言われました。

僕はストーリー性のあるゲームに「映画っぽさ」を常に求めるのですが、そういう観点から考えると、バルダーズゲート2は最高に面白いゲームでした。しかしディアブロ2はそういうゲームつまりストーリー重視のゲームではなかったのです。あくまでもインターネットに繋ぎ、仲間と一緒にアイテムを集め、キャラの成長を楽しむ。毎回変わるマップを何回も楽しむ。そういうゲームなのです。MMOに面白さを感じない僕にはディアブロ2の面白さもわかりませんでした。レアアイテムを集めることに楽しみを覚えたり、キャラの成長を楽しんだりできる人には確かに面白いゲームだと思いますが、そうでない人には凡作に過ぎないのではないでしょうか。

そんなわけで、このゲームは売ってしまいました。名作名作と言われているのに全然面白いと思わなかったゲームはこれだけです。もっとじっくり取り組めばその魅力もわかったのかもしれませんが、「一回クリアしたゲームは二度とやらない」僕には、それは叶いませんでした。
てなわけでもう手元にこのゲームはありませんが、今でもヤフオクなどでは高値で取引されています。僕の場合も買い取り価格は結構高かったです。どこがそんなにいいの?ディアブロ2。僕にはわからない…。
【総評】 僕にはその魅力はわからなかった。
[Diabo Ⅱの情報サイト]

ディアブロ2日本語版:初心者の館