僕がフライトシムを始めたのは2002年からでほとんどの作品を後追いでやってきましたが、このゲームもその一つです。上記の4作品の中でグラフィックが最も美麗なのはWWⅡFightersですが、このゲームは敵機のAIとダメージモデルがよく出来ていると思います。他の人の意見を見てもやはりこのゲームの長所はダメージモデルだと言います。部位ダメージ性なのは当然ですが、弾が当たったところがちゃんと壊れるのです。また物理現象の再現性が高く、物と物が当たるとちゃんとそれに応じたことが起こります。例えば地面に片輪を押し付けると折れたり曲がったりしますし、胴体着陸して機体が転がれば主翼や尾翼が折れます。
それとAIがなかなか強いです。どう強いかというと、とにかくしつこい。こちらがいくら後ろを取ろうとしても、向こうも回って回ってなかなか取らせてくれません。ミグアレイとは別の意味でとても人間らしいAIだと思います。
フライトモデルはそれほどリアルではありません。スピンすることはほとんど無いし、なんとなく「Aces Highを簡単にしたような」感じがします。ただブラックアウトに入るのは早く、パイロットの「o,oh~」という呻き声が耳に残ります。全般的になんとなくフラフラとしたフライトモデルで、飛行機の重量感が感じられないのが残念。
欠点は、キャンペーンが無くシングルミッションの寄せ集めのような感じであること。ミッションは全部で29個あり、これをそれぞれイギリス・アメリカ・ドイツの3つの立場からプレイできます。他にはスクランブルというモードがありこれは普通のクイックミッションです(機体は選べない)。あとはトレーニングがあるだけでキャンペーンが無いのでいまいち物足りない感じです。また視界を移動してもスクロールするのでなくパッパッと切り替わるだけで、計器も見づらいです。
グラフィックはそれなりに綺麗なのですが、いまいち建造物が少ないので寂しい感じがします。しかし雲の表現は古いゲームにしてはよく出来ています。
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