Sierra (1998)

[Rating] ☆☆☆☆★
良い点1 : 敵のAIが賢い
良い点2 : いろいろなMODで長く遊べる
悪い点1 : ドラマティック性に欠ける
悪い点2 : 酔う

言わずと知れたハーフライフです。1998年に発売されるやその年のゲームの賞を総ナメにし、今でも多くのMODによりたくさんのファンがプレイしている名作です。続編の「Half Life 2」は発表のアナウンスがされながらいまだに製作途中であり、発売のメドはまだ立っていないようです。しかしそのデモを見る限りなんだかものすごいゲームであることは確かなようです。

「史上最高のFPS」の名を欲しいままにしている本作ですが、正直言って僕はそれほどのめり込みませんでした。何故かと言うと理由はいろいろありますが、まず「映画のようなドラマティックさに欠ける」ことが挙げられます。No One Lives Foreverは多くのキャラクターが映画のように会話をし、所々で挿入される映像も相まって本当に映画のような作りのゲームでしたが、このゲームはひたすら敵を倒して進んで行くのがメインで、NPCとの会話はオマケ程度でした。いろいろなギミックは面白かったのですが、ストーリー性のあるゲームに「映画っぽさ」を求める僕としては、いまいち物足りなく感じました(けど導入部分の演出は良かった)。

それと今までプレイしたFPSの中で最も3D酔いが酷かったのがこのゲームです。あまりにも酔うので仁丹や酔い止めを飲みながらやっていました(←アホ)が、それでも酔うので何回も途中で投げ出してしまいました。おかげでクリアするのに半年もかかってしまいました。

ゲームそのものについて書くと、古いゲームのためグラフィックはそれほど美しくはありません。オンボードでも普通に動くとのことです。人の歩き方もなんとなく不自然でムーンウォークを彷彿とさせます。自分の動きも妙に早く、地面の上を滑っているかのような感覚で歩きます。しかしこれが最大のウリかもしれないけど、敵のAIは賢い。聞くところによると「最強のAI」と言われることもあるそうです。たしかに強く、物陰に隠れたりチームプレーを使ったりしながら攻撃してきます。かわいくないモンスターと憎たらしい軍隊の奴らを相手に何回殺されたでしょうか。
ひたすら敵を殺しながらいろいろなギミックをクリアしていき進んで行くのは楽しかったのですが、もっとストーリーを盛り上げるNPCたちとの会話があったりドラマティックな音楽が重要な場面で流れたりすると更に良かったと思うのですが、非常に淡々としたゲームだったように感じました。

僕が入手したのはサイバーフロントから発売されている「ミレニアムパック」というものです。これにはMODの一つである「Opposing Force」と「Team Fortress Classic」が同梱されています。本編でお腹いっぱいになってしまった僕はまだ「Opposing Force」をプレイしていませんが、そろそろやってみようと思います。3D酔いの悪夢、再び…。

ところでHalf LifeのMODといえば、忘れてはならないのがCounter-Strikeです。Gamespy ArcadeやAll Seeing Eyeのサーバー数でダントツの数を誇るこのゲームを、僕も最近やり始めました。が…難しい。死んでばっかり。フライトシムではけっこう撃墜率の高い僕でも、FPSだとダメです。もっと練習しよう。

憎たらしい軍隊

かわいくないモンスター

Counter-Strikeの一場面
【総評】 シングルプレイ・マルチプレイ共に長く楽しみたい人は買い。