搭乗可能な機体は約40種類と少なめであり(それでも一般的なフライトシムと比べるとはるかに多いですが)、その中にはIL-2シリーズですでに登場済みの零戦や疾風、スピットファイアなども含まれています。それに加え太平洋戦線ではおなじみのF4UコルセアやF4FワイルドキャットにF6Fヘルキャット、A-20ハボックやB-25などにも乗ることができます。また日本機では隼や飛燕が追加されました。それに水上戦闘機も登場します。
ゲームとしてはIL-2のシステムをそのまま引き継ぎ、インターフェイスやゲームモードなどに変更点は全くと言っていいほどありません。BGMとバックの絵が変わったくらいです。インストール時には「PF単体でインストールするか」と「PF+IL-2FB+AEPでインストールするか」を選べます。前者だとPacific Fightersのみのスタンドアローンとして動作し、後者だとIL-2FB+AEPの追加アドオンとして動作します。当然アドオンとしてインストールすれば、これまでの機体と追加された機体を全て使用することができます(もちろん事前にIL-2FBとAEPがインストールされていることが必要です)。
グラフィックはIL-2よりも美麗になり、木々の描写や地形の描写などは更に綺麗になりました。水飛沫などもリアルになり進化のほどが伺えます。水面の描写はiniファイルを書き換えることによって調節でき、あまりリアルにしすぎると重くなりますがマシンパワーがあれば最高設定でもヌルヌル動くそうです。
太平洋戦線とあって、選べる軍隊の中にはアメリカ軍だけでなくイギリス海軍やオーストラリア空軍、日本陸海軍も含まれています。某掲示板によると、キャンペーンでは基本的に史実通りの展開になるそうですが、ミッションの結果によっては日本軍の勝利に終わったりすることもあるそうです。かなり頑張らなくてはならないようですが…。ちなみにPF+IL-2FB+AEPとしてインストールすると、それまでの国々(ソ連とかドイツとか)のキャンペーンも従来どおり選ぶことができます。
IL-2のゲームエンジンを使用しているためフライト感覚などは全く同じです。ただいろいろと細かい点が追加されています。例えば新しく追加された機体では風防を開けることができるようになりました。水上機では海上からの離発着ができます。また空母も登場するので、艦載機では離着艦も可能です(当然難しい)。また艦載機の中には翼を折りたためるものもあります。なかなか芸が細かいです。
基本的にIL-2と変わらないので欠点らしい欠点はありませんが、強いて挙げるならば「IL-2と変わりばえのしないところ」でしょうか。敵機のAIも同じような感じで、キャンペーンも同じような感じ(行程距離が長いぶん退屈度が増したかも)。つまり前作に満足している人にとっては満足のいくものでしょうし、不満足だった人には不満足でしょう。こればっかりはどうしようもない…と言わず、もう少し工夫をしてほしかったところです。
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現在パッチは非公式ながら3.02betaまでリリースされており、おそらく今後は五式戦や紫電改に雷電などが追加されていくと思われます。このメーカーはユーザーの声のフィードバックも早く、また一つの作品を大事にしてパッチを長くリリースしていくことでも知られていますから、今後も長い間楽しませてくれると思います。







